大判ステッカー作成をすれば、色々なことに利用可能です。糊に剥離しやすいものを使えば、会社や店舗の宣伝用に車に貼って使うことができます。社名を入れたり、新商品の宣伝に使用できます。また、ビルの窓に貼ることもできます。遠方からでも認識できるような大判であれば、それだけで宣伝用としての役目を果たしてくれます。また、大判ステッカーは目隠しにもなります。窓いっぱいに大きなものを貼ることで、外からは見えづらくなります。その上、カーテンなどのように光を遮ることも少ないので、宣伝と目隠しの両方を兼ね備えます。
外の看板などに貼るのも、良い方法です。剥離しやすいものならば貼り替えることができるので、様々なステッカーで店の宣伝ができます。
大判ステッカーの施工方法
大判ステッカー作成をしたら、それを自分で貼ることができます。まず、貼り付けたい場所を決めます。その場所はできるだけ凹凸がないところにしましょう。次に水10に対して台所用洗剤1を入れてよく混ぜ、薄めた洗剤液を作ります。ここまでが下準備で、その後、貼り付けたい場所の汚れをきれいに落とします。貼付面が汚れていると接着力が弱くなるので、きれいにすることが重要なポイントです。いよいよ貼り付けることになりますが、最初にマスキングテープを使ってステッカーの上辺を仮止めしておきます。
その後、ステッカーを持ち上げて、上辺から台紙を少し剥がして折り曲げておきます。こうすることで台紙が剥がしやすくなります。次にステッカーを持ち上げたまま、貼りたい場所に洗剤液を霧吹きでまんべんなく吹きかけます。そして、上から台紙を剥がしながら、少しずつステッカーを貼りつけていくわけです。この時、中に空気が入らないように注意してください。へらやタオルなどを使って、上から空気を追い出すように貼るとうまくいきます。もし、中に空気が残ってしまった場合は、針でその箇所を刺し、穴に向かって空気を押し出すようにしてください。最後にマスキングテープをはがせば完成です。
大判ステッカーの注意事項
大判ステッカーにはいくつか注意事項があります。まず、解像度ですが、入稿するデータの解像度があまり高いと処理や出力ができない場合があります。これは印刷会社によっても相違しますが、大体、解像度が200ppi以上だと仕上がりが満足できるものとならない可能性があります。また、200ppi未満の場合は、画像が荒れることがあります。
カットの数にも注意が必要です。あまりにも複雑な形状で、カット数が40を超えるようなときには作れないこともあります。また、角度が極端に狭いものもできないことがあります。これらも印刷会社によって異なりますので、注文時に確認してください。