ステッカー作成では裏面も活用しよう
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せっかくステッカー作成をしたら、剥離紙に裏面印刷を施して、より高く宣伝効果を上げることができます。魅力的なステッカーができたら、それを多くの人に配ることで大きな宣伝効果が生まれますが、その裏の剥離紙にも商品名や会社名を入れることで、さらに効果は大きくなります。剥離紙は捨てられてしまうものですが、剥がすときに必ず目に留まるものでもあるのです。ですからここを上手に利用すべきといえます。

裏面印刷活用のポイント

裏面印刷は効果的な情報発信ができる手段です。それではどんなことを印刷すればよいのでしょうか。社名や住所・電話番号などを入れるのが一般的ですが、それ以外にもメールアドレスやホームページアドレスなどを入れることができます。また、SNSの情報を入れることもできます。企業であれば、会社の理念や事業内容、あるいは支店や営業所などを記載しても良いでしょう。その他、ロゴマークを入れたり、会社のキャッチフレーズなども入れられます。販売している製品があるのなら、その宣伝ができます。また、製品の受賞歴や採用実績などを書き加えることで、より一層その製品を知ってもらうことができます。製品のサポートセンターがあるのなら、そこの情報も入れておくと良いです。
スマホやタブレットなどからアクセスしてもらうためにQRコードも入れましょう。アクセスにより営業の幅が更に広がっていきます。店舗の場合は、営業時間や定休日などを入れます。場合によっては客を誘導するための地図を入れておくこともできます。
以上のように裏面には自分の望むあらゆる情報を記載できますから、大いに有効利用するべきだといえます。

裏面印刷の方法と注意点

ステッカー作成での裏面印刷には、知っておくべき事柄があります。まず、印刷はフルカラーと黒1色があります。なお、インクの色で気を付けるべき点は、剥離紙の色です。剥離紙の色を確認の上、インクの色を決めましょう。また、余白についても注意が必要になります。余白はカットラインから3ミリ以上は必要になります。次に糊ですが、これは普通糊しか使えません。強接着糊などの接着力が強いものに裏面印刷は不向きなのです。また、用紙についても、屋外用ステッカー印刷で使用されている合成紙ユポのみになっています。
最後に、裏面印刷を依頼する場合は、どちらが表面でどちらが裏面なのかを明確に指定しておきます。ものによってはどちらが表か裏かがわかりづらいことがあります。これはデータ入稿の際にきちんと表示しておきましょう。

インパクトを持たせる大判ステッカー作成
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大判ステッカー作成をすれば、色々なことに利用可能です。糊に剥離しやすいものを使えば、会社や店舗の宣伝用に車に貼って使うことができます。社名を入れたり、新商品の宣伝に使用できます。また、ビルの窓に貼ることもできます。遠方からでも認識できるような大判であれば、それだけで宣伝用としての役目を果たしてくれます。また、大判ステッカーは目隠しにもなります。窓いっぱいに大きなものを貼ることで、外からは見えづらくなります。その上、カーテンなどのように光を遮ることも少ないので、宣伝と目隠しの両方を兼ね備えます。
外の看板などに貼るのも、良い方法です。剥離しやすいものならば貼り替えることができるので、様々なステッカーで店の宣伝ができます。

大判ステッカーの施工方法

大判ステッカー作成をしたら、それを自分で貼ることができます。まず、貼り付けたい場所を決めます。その場所はできるだけ凹凸がないところにしましょう。次に水10に対して台所用洗剤1を入れてよく混ぜ、薄めた洗剤液を作ります。ここまでが下準備で、その後、貼り付けたい場所の汚れをきれいに落とします。貼付面が汚れていると接着力が弱くなるので、きれいにすることが重要なポイントです。いよいよ貼り付けることになりますが、最初にマスキングテープを使ってステッカーの上辺を仮止めしておきます。
その後、ステッカーを持ち上げて、上辺から台紙を少し剥がして折り曲げておきます。こうすることで台紙が剥がしやすくなります。次にステッカーを持ち上げたまま、貼りたい場所に洗剤液を霧吹きでまんべんなく吹きかけます。そして、上から台紙を剥がしながら、少しずつステッカーを貼りつけていくわけです。この時、中に空気が入らないように注意してください。へらやタオルなどを使って、上から空気を追い出すように貼るとうまくいきます。もし、中に空気が残ってしまった場合は、針でその箇所を刺し、穴に向かって空気を押し出すようにしてください。最後にマスキングテープをはがせば完成です。

大判ステッカーの注意事項

大判ステッカーにはいくつか注意事項があります。まず、解像度ですが、入稿するデータの解像度があまり高いと処理や出力ができない場合があります。これは印刷会社によっても相違しますが、大体、解像度が200ppi以上だと仕上がりが満足できるものとならない可能性があります。また、200ppi未満の場合は、画像が荒れることがあります。
カットの数にも注意が必要です。あまりにも複雑な形状で、カット数が40を超えるようなときには作れないこともあります。また、角度が極端に狭いものもできないことがあります。これらも印刷会社によって異なりますので、注文時に確認してください。